• Voice01
    医師
    回復期リハビリテーション病棟においては、入院のきっかけとなった疾患のみならず、患者さまが有する様々な病気や社会背景について精一杯対応し、患者さまが安心して、質の高い、集中的なリハビリテーションに取り組めるようにすることが、私たち医師の使命と考えています。
    また、入院中から退院後の生活を見据え、看護師や各療法士をはじめ、全職種と一丸となって、より良い生活へ円滑に戻っていただくお手伝いをしたいと思っております。
  • Voice02
    理学療法士
    理学療法士は患者さまの身体機能を評価し、できる限りご自身で安全に動く事ができるように訓練を提供する専門職です。
    しっかり評価・考察し、同職種・多職種とのチーム内で意見交換した上で、同じ方向を向いてチームアプローチへと繋がるよう心がけています。
    患者さまが考えている事を傾聴し、少しでも不安を解消できるような声かけを意識しています。患者さま、ご家族、各スタッフと真剣に向き合い、全力を尽くして信頼を得る事が、より良いアプローチに繋げられると考えています。
  • Voice03
    作業療法士
    チームアプローチでは、報告連絡相談を徹底するようにしています。患者さまと関わっている時間以外の、関われない時間の様子や、様々な背景などを理解することが必要だと思います。
    入院中に家庭訪問を行ったり、退院後にはフォローアップ目的の訪問リハビリテーションなど患者さまの支援体制もしっかりしています。入院前の生活スタイルや役割、趣味などを聴取して、退院後に一部でも再開できることで、機能の維持向上、喜びになると考えています。その為、本人とよく話し合い、家事や職場復帰、趣味活動につながる練習を行うようにしています。
  • Voice04
    言語聴覚士
    コミュニケーション障がい、摂食嚥下障がいにおいても、多職種の協力があれば、よりよいアプローチが提供できると考えます。
    入院当初は食べることが難しいと言われていた患者さまに、多職種で意見交換をしながら進め、次第に形のある食事が食べられるようになりました。
    退院の際にご家族から「もう一生食べられないと諦めていた。本当に良かった、ありがとう。」と言っていただいた時には、この仕事について本当に良かったと心から思いました。
  • Voice05
    看護師
    チームアプローチでは、まず看護の視点で考え、多職種とのカンファレンスや話し合いで、意見を取り入れつつ、その患者さまに一番必要なケアを行えるように心がけています。
    特に意識しているのは、患者さまを病気でとらえず、ご家族や生活状況等の患者背景を理解するように努め、関わるようにしています。
    患者さまとご家族の視点に立ち、質の高い看護を心がけ、一人でも多くの方が在宅復帰できることを目標に援助していきたいです。
  • Voice06
    介護士
    患者さま、ご家族の要望を確認し、必要に応じて入院時に介護の現場を見学してもらっています。
    見学により不安を聴きだし、多職種へ方向性に応じた介護力、介護知識をチームアプローチで伝達できるように心がけています。
    入院生活が少しでも楽になるように、患者さまとの普段の何気ない会話を大切にして、小さな変化に気づけるようにしています。
    退院後の患者さまが困ったときに立ち寄り、相談ができるようなアットホームな回復期の介護を目指しています。
  • Voice07
    放射線技師
    チームアプローチは、情報の共有が大切です。一日のスケジュール・治療計画等、専門職以外の情報を考慮し検査しています。また、こちらからも情報を発信することを心がけています。
    患者さまが不安・苦痛を伴うこともありますので、効率よく短時間での検査を心がけ、一人ひとりに集中することを大切にしています。
    院内は和やかな雰囲気で、検査・リハビリテーション等、ご要望に応じて見学も可能です。質問も遠慮なくして欲しいと思います。
  • Voice08
    医療連携相談室
    チームアプローチでは、患者さま、ご家族、チーム内のことを総合的に考えて、支援に努めています。
    チーム内でコミュニケーションをとる際には、多職種の専門性を理解・尊重し報告、連絡、相談することを心がけながら行っています。
    患者さまの在宅復帰を目指すために、状態が厳しい方でもご本人、ご家族の意向を重視し、在宅事業所と連絡、協力を密にとるよう心がけ、在宅生活がおくれるよう支援しています。
  • Voice09
    薬剤師
    薬の使用方法や保管方法、また薬の効果や副作用の発現の様子を充分に伝えて、チームメンバーが患者さまに適したケアやリハビリテーションを行えるよう、心がけています。
    患者さまに対しては、薬を使うことのメリットとデメリットを充分にご理解いただき、納得して治療を続けていただけるようにしています。
    退院後も治療継続に向けて、地域の病院や診療所、調剤薬局との連携を深めて、患者さまをサポートしていきます。
  • Voice10
    管理栄養士
    食事と栄養管理は、リハビリテーションを効果的に繋ぐ、重要な役割となります。そのため、チーム内で情報を共有するのに、コミュニケーションをしっかりとるようにしています。
    そして、患者さまには分かりやすい言葉を用いて、食生活と栄養相談を行っています。自宅での食事や生活習慣を聞き取り、買い物や調理の方法などで、実践的な食事のとり方について栄養指導をしています。
    今後は、食や栄養管理に対して、より信頼される栄養士になりたいと思っています。